生活・エンタメ

GPS追跡機能付き腕時計で徘徊予防できる?認知症や高齢者見守りのおすすめは?

GPS追跡機能付き腕時計で徘徊予防できる?認知症や高齢者見守りのおすすめは?
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

最近ではGPS搭載の腕時計で健康管理をしたり、位置情報からランニングや登山などのトレーニングにも活用できますよね。

そのようなGPS追跡機能付き腕時計があれば高齢者や認知症の方の徘徊を予防することができるのでは?とも考えられますが実際どうなんでしょうか?

この記事では、GPS追跡機能付き腕時計で徘徊予防ができるのか?GPS追跡機能付き腕時計を利用する時のデメリットや注意点、またどんな商品があるのか調査してみました。

GPS追跡機能付き腕時計で高齢者や認知症の徘徊予防はできるの?

時々ニュースなどで高齢者であったり、認知症の方であったり徘徊していなくなってしまい大変な時がありますよね?

私もリハビリ職員として介護老人保健施設などで働いた経験から、認知症の方の徘徊はよくわかりますが、実際に家で介護されている中でいなくなってしまったらとても心配になると思います。

そんな時、GPS追跡機能付き腕時計は子供の安全のためや、高齢者や認知症の方の徘徊予防としても利用できるのでは?と思いちょっと調べてみましたよ。

まずGPS追跡機能付き腕時計とは、GPS(Global Positioning System)という技術を利用して、人々がどこにいるかを追跡するための機能を持つ腕時計のことです。

GPS追跡機能付き腕時計は、最近流行っているスマートウォッチや専用のGPSトラッカーと同様に、GPS信号を使用して、現在の位置を特定し利用者がどこにいるのか知ることができますよ。

そのためGPS追跡機能付き腕時計は、高齢者や認知症の方が徘徊することを防止するための効果的なツールの1つになり得ますよね。

GPS追跡機能付き腕時計のGPS信号から利用者がどこにいるかを追跡できるので、家族や介護者は、これらの腕時計を介して、徘徊している場所をリアルタイムで知ることができます。

さらに、一部のGPS追跡機能付き腕時計には、特定の範囲を出るとアラートが発生するジオフェンス機能が搭載されているものもあるようです。

この機能は、高齢者や認知症の方が指定された範囲外に出た場合に、家族や介護者に通知することができる機能なんですよね。

スポーツやトレーニングなどで使われる『GPS機能付きの腕時計』は、単に現在位置を特定するためのGPS機能を搭載した腕時計です。

スポーツウォッチやアウトドアウォッチなどの分野で使用されることが多く、運動距離や速度、高度、方位角などの情報を取得するために使用されます。

そのため、現在地をリアルタイムで外部から把握することができず徘徊予防には適していませんのでご注意くださいね!

すももちゃん

お子さん用のGPS追跡機能付き腕時計を利用することは、高齢者や認知症の方の徘徊予防の1つの手段になりえることがわかりましたね。

しかし、GPS追跡機能付き腕時計を使っていれば絶対に徘徊を予防できるわけではありません。

次に、GPS追跡機能付き腕時計のデメリットや注意点についてもご紹介しておきますね。

GPS追跡機能付き腕時計のデメリットや注意点は?

GPS追跡機能付き腕時計は、高齢者や認知症の方の徘徊を予防するツールとして有効であることが分かりましたが、絶対に信頼できるとは言い切れません。

ここでは、GPS追跡機能付き腕時計のデメリットや注意点についてご紹介していきますね。

GPS追跡機能付き腕時計の5つのデメリットや注意点!

GPS追跡機能付き腕時計のデメリットや注意点には以下のことが挙げられます。

①電池寿命の問題がある

②GPSの正確性に影響されることがある

③防水性能の問題がある

④プライバシーの問題がある

⑤サービス契約の必要性がある

ではそれぞれのデメリットについて解説していきますね。

①電池寿命の問題がある

GPS追跡機能付き腕時計のデメリットや注意点として、GPS機能を使用するとバッテリーの消費が非常に早くなります

そのため、GPS追跡機能付き腕時計のバッテリー寿命は短くなる可能性があり、定期的な充電が必要ですよ。

②GPSの正確性に影響されることがある

またGPS追跡機能付き腕時計のデメリットや注意点として、GPSの正確性が影響されることがあります。

GPSは衛星からの信号を使用して位置情報を特定するため、建物や高層ビルの影響を受けやすく、正確性に影響されることがあることに注意が必要ですよ。

③防水性能の問題がある

GPS追跡機能付き腕時計が水に濡れると、機能に影響を与える可能性があります。

そのため、注意点として防水性の確認が必要となりますよ。

④プライバシーの問題がある

GPS追跡機能付き腕時計を使用する場合、個人の位置情報を収集することになります。

そのため個人情報の管理には十分に注意する必要がありますよ。

家族であってもプライバシーは大切なので問題にならないように相談してくださいね。

⑤サービス契約の必要性がある

さらにGPS追跡機能付き腕時計を使用するには、サービス契約が必要になる場合があります

その時は、契約内容についてよく確認する必要がありますよ。

GPS追跡機能付き腕時計を使用する際には、以上のようなデメリットや注意点なども意識してみて活用してくださいね。

では、実際に高齢者や認知症の方の徘徊予防として活用できるようなGPS追跡機能付き腕時計にはどんな商品があるのでしょうか?

高齢者や認知症の方の見守りにおすすめのGPS追跡機能付き腕時計は?

高齢者や認知症の方の徘徊予防としてGPS追跡機能付き腕時計を利用する場合、どんな腕時計を選べばいいのでしょうか?

ここでは高齢者や認知症の方の見守りにおすすめのGPS追跡機能付き腕時計について調べてみたのでご紹介していきますね。

まず、価格が約3000~5000円くらいで購入できるGPS追跡機能付き腕時計があります。

【Sanwer スマートトラッカー】

この腕時計型GPSは子どもや高齢者の見守りとしてGPS追跡機能が使用できるようです。

ただ商品のレビューがほぼなく、どのくらいGPSの精度が高いのか使い勝手などは詳しく分かりませんでした。

※ちなみに腕時計型ですが、時計表示はないようです。

【POPETPOPのスマートウォッチ】

こちらは子供用の腕時計になりますがGPSによる位置確認が可能で安価な価格となっています。

ただ、こちらもデビューがあまり良くないので、値段なりの商品かもしれませんね。

【myFirst Fone R1(マイ ファーストフォンアールワン)】

こちらは約20,000円代の子供用見守り型腕時計ですが、機能がたくさんついています。

GPSの精度について人それぞれの感想が見られましたが、使えている人は使い勝手がいいようです。

通話や写真機能など多彩ですが、あくまで子供向けの印象ではあります。

いろいろ探してみましたが高齢者専用のGPS追跡機能付き腕時計はあまり売っていないので、子供向けでもあるGPS追跡機能付きの腕時計を探す方が良いと思いますよ。

その際子供向けの腕時計の場合、SOS機能などは自分でボタンを押して発信するものも多く、使用方法を理解して腕時計を利用する必要があります

なので、認知症の方の場合は自分で電話をかけたり、ボタンを押すことが難しい場合は、こちらから一方的に位置情報が分かるものが良いと思いますよ。

現在売られているスマートウォッチは自分で操作する必要があるものが多いため、認知症の方の徘徊予防のために利用する場合は、『ミマモルGPS』などのように持っていてもらうだけで位置情報がわかるものも活用できるかと思います。

【ミマモルGPS】

ミマモルGPSは、子供や高齢者だけでなく自動車の盗難や浮気調査など幅広く活用できるGPS追跡アイテムになります。

自分のスマホやパソコンにて端末の情報が確認できますよ。

ミマモルGPSは基本レンタルで、レンタルの日数によって価格が変わってきますので、公式サイトで料金など確認してくださいね。

最後に、高齢者や認知症の方が徘徊する主な原因は、認知症の進行に伴う混乱や不安などの症状でもあります。

そのため、GPS追跡機能付き腕時計などの利用の他にも、介護者や家族のサポートや、安全で快適な居住環境の整備などの多角的なアプローチも必要だと思われます。

すももちゃん

ご本人も周りの方も安心して生活できる環境を整えてみてくださいね。

GPS追跡機能付き腕時計で徘徊予防できる?認知症や高齢者見守りのおすすめは?のまとめ

この記事では、GPS追跡機能付き腕時計で徘徊予防ができるのか?GPS追跡機能付き腕時計のデメリットや注意点、おすすめの商品について調査してご紹介しました。

GPS追跡機能付き腕時計があればGPS信号にて利用者がどこにいるかをリアルタイムで追跡できるので、高齢者や認知症の方の徘徊予防としても活用できることが分かりました。

しかし、GPSを搭載しているだけのスマートウォッチなどは外部から位置情報を確認することができないため、リアルタイムで追跡できるタイプである必要がありましたよ。

また、GPS追跡機能付き腕時計のデメリットや注意点として以下のこともありました。

①電池寿命の問題

②GPSの正確性に影響される

③防水性能の問題がある

④プライバシー問題

⑤サービス契約の必要性

このように注意点もあるので、ご利用の際には意識して選んでくださいね。

また、現在はまだ高齢者や認知症の方専用のGPS追跡機能付き腕時計の商品は少ないようです。

子供の見守り用のGPS追跡機能付き腕時計なども合わせて探してみることもおすすめしますが、商品によっては自分でSOSボタンを押したり、通話ボタンを押すなどの設定もあります。

認知症で自分から何か行動を起こすことが難しい場合は、GPS追跡機能の付いたアイテムをポケットなどに入れておいて位置情報を管理するという活用法も良いかもしれません。

GPS追跡機能付き腕時計があれば完全に徘徊を予防することができるわけではありませんが、介助の一助となればと思います。

【GPSの関連記事】

▼車にGPSが仕掛けられているかを調べたい時は?:車にGPSがついているか調べる方法は?見つけ方やGPS探知機/発見アプリを紹介!

▼自分のスマホにGPSが仕掛けられているか知りたい時は?:GPSされてるか調べる方法は?iPhoneやAndroid別に解説!

▼GPSアプリの位置情報オフだと意味がないのか使い方は?:GPSアプリの位置情報オフは意味がない?正しい使い方や注意点を調査!

error: このコンテンツのコピーは禁止されています。