あめのちはれ
アロマテラピー

『気持ちを落ち着かせる・イライラを抑える』ための香りは何が良い?|おすすめ精油の紹介

気持ちを落ち着かせる香り

匂いの刺激は視覚や聴覚よりも脳への到達速度も速いため、香りで気持ちを落ち着かせることは、手軽で簡単なリラックス方法の一つです。

気持ちを落ち着かせたい時やイライラを抑えるために使う香りにはラベンダーの精油が有名かと思いますが、その他のアロマオイル(精油)にも鎮静作用があります。

また、それぞれ精油には特性があるので、自分が好きで使っている精油の中には落ち着ける作用とは逆に交感神経に働き覚醒作用を促す香りを使っている場合もかもしれません。

この記事では、アロマオイルの香りを上手く生活に利用できるようにお伝えしていきます!

この記事で分かる事!

・気持ちを落ち着かせる・イライラを抑えたい時・睡眠時やリラックスしたい時、にどのようなアロマオイル(精油)がおすすめか

・香りが感情や脳に及ぼす影響について

・どのような物を使って香りの空間を作るのか

柚李

アロマテラピー検定1級を持つ私がご紹介していきます ♪

アロマテラピーで使う100%植物由来の精油は厳密に言うとエッセンシャルオイルと呼ばれますが、この記事では、一般的に分かりやすいように『アロマオイル』と書いていますのでご注意下さい。

気持ちを落ち着ける・イライラを抑えたい時に使いたい香り

気持ちを落ち着ける香り

それぞれの特性を持つ精油をご紹介していますが、香りは直接快・不快の感情へ影響します!

それぞれの特性と合わせて、自分の好きな香りで選ぶ事も重要になります。

◇サンダルウッド

心を鎮静させる作用に優れている

頭に上り過ぎたエネルギーを下げてバランスを取る、グラウディングに役立つ香り。
(瞑想に向いている)

うつ状態の人に単品で使うとかえって気持ちが乱れてより落ち込む事もあるため、使用量を少な目にして、花や柑橘系などの優しい香りとブレンドすると良い。

<生活の木の参考価格:2200円~>

◇フランキンセンス

精神を高揚させ、恍惚感をもたらすと同時に、深く心を静めてくれる。瞑想状態に導く香り

上下にゆれる気持ちをおさめて落ち着かせる香り。急なパニックになったとき吸入するとよいと言われている。

※プチグレン、ラベンダー、ネロリ、マンダリン、ローズと合わせると抗不安、抗ストレス作用に優れたブレンドになる。

<生活の木の参考価格:990円~>

◇ラベンダー

落ち着きのなさ、イライラを感じている時に、心を鎮めて緊張を和らげる効果がある。

心・体・感情・精神の全てのバランスをとる香り。鎮痛作用もあり、身体の痛みを和らげる作用も持つ。

※ベルガモット、ネロリとのブレンドはパニックやヒステリーなど心の緊急時に役立つ。

<生活の木の参考価格:660円~>

◇ネロリ

ストレスやイライラ、抑圧された感情を表現して気持ちを整理し、安らぎを取り戻し、安心感や慰めを与えてくれる

自律神経の調整作用があり、心身の不調や緊張性の発汗や吐き気、口の渇きがある時に役立つ。

繊細で感受性の鋭い人にも向いている香り。

<生活の木の参考価格:3300円~>

◇イランイラン

ストレス性の不整脈や動悸を鎮め、血圧を下げる作用がある。

緊張が手放せない時や過剰に誰かを批判してしまう時、心穏やかに自分を受け入れる気持ちを持ちたい時に役立つ。

<生活の木の参考価格:660円~>

睡眠時やリラックスしたい時に使いたい香り

◇ラベンダー

落ち着きのなさ、イライラを感じている時に、心を鎮めて緊張を和らげる効果がある。

心・体・感情・精神の全てのバランスをとる香り。鎮痛作用もあり、身体の痛みを和らげる作用も持つ。

※ベルガモット、ネロリとのブレンドはパニックやヒステリーなど心の緊急時に役立つ。

◇オレンジ・スイート

ほっとくつろいで安眠したい夜に役立つ

心を開き、前向きで元気な気持ちにしてくれる香り。

<生活の木の参考価格:660円~>

◇スイートマージョラム

副交感神経の働きを優位にして、自律神経系のバランスを調整する作用がある

精神疲労や無気力感に役立つ香り。

※興奮や神経過敏で眠れない時にイランイラン、ラベンダー、ネロリ、オレンジなどと一緒にほんのり香らせるのが良い。

<生活の木の参考価格:660円~>

●アロマの種類によっては価格の高いものもあるので、見本として『生活の木』の商品を載せています。
(店頭販売・通販でも価格は違うためお好きな購入方法を選んで下さい)

●生活の木の店舗では香りを実際に嗅いだり、店員さんにアドバイスをもらえたりするので、初めて買うアロマの場合は店舗を利用する事もおすすめです。

イライラする気持ちや感情に作用する、香りについて

香りについて

香りを使うと言えばアロマテラピーをイメージする方も多いと思いますが、

アロマテラピーは、精油を用いた自然療法を言います。

アロマテラピーとは、植物の香りを楽しみ、豊かな生活のために活用することです。植物の香りは、心地良く、心や身体に働きかける力があり、リラクセーションやリフレッシュ、さらには美や健康管理に役立てることができます。

アロマテラピーでは、植物の香りとして精油(エッセンシャルオイル)を用います。

出典元:公益社団法人 日本アロマ環境協会(2018)『アロマテラピー検定 公式テキスト1級』公益社団法人 日本アロマ環境協会(p11) より

精油を使ったアロマテラピーでは、香りを嗅ぐだけでなく、トリートメントなどとして皮膚へ塗布して使う事もできます。

皮膚から浸透させることで様々な効果も期待されますが、精油の原液を直接肌につける事は危険であり、用途によりそれぞれ希釈濃度が異なります

ここでは簡単に香りを生活に取り入れられるように、芳香浴(精油を拡散して香りを楽しみながら心と体を整える方法)にて香りを利用する方法についてお話しさせていただきます。

アロマテラピーは医療ではありません。
また、精油は医薬品ではないことをご理解・ご了承下さい。

香りが人間の脳にどのように作用するか

香りは鼻から嗅神経(きゅうしんけい)を通り、嗅覚刺激として脳へ情報が送られます。

香りの情報は脳の中の、大脳辺縁系や視床、視床下部などを通るため、

食欲・生殖欲・睡眠欲などの本能的な行動や記憶、快・不快や喜怒哀楽などの情動が香りの影響を強く受けます。

また、ホルモンの分泌や内臓の働き、自律神経系(交感神経・副交感神経)、免疫力の向上なども影響を受けると考えられています。

「匂い」と「記憶」は影響が強いです。

良い記憶を蘇らせる甘酸っぱい青春なら良いですが、悲しい過去を思い出す匂いがあれば、あらかじめ注意して避ける事もできますよね。

香りはすべてリラックスさせるものばかりではありません

交感神経に作用するものもあり、集中力を高めたり、覚醒を促す働きを持つ香りもあります。

それぞれの香りの作用を知り、精油をシーンで使い分けたり分量を守る事が大切です!

香りが脳に伝わる速度は速い

歯痛や身体の深部の痛みが脳に伝わるまでの時間が0.9秒もしくはそれ以上であるのに対し、香りの刺激が伝わるまでは0.2秒以下と言われています。

嗅覚の刺激だけが大脳新皮質を通さず、大脳辺縁系に直接伝わっているため、一瞬で香りの刺激から、快・不快などの気分に作用するという事です。

人間は、無意識に、素早く香りの影響を受けていると言えます!

柚李

この作用を見ると、イライラした時にはまずは香りを嗅いで落ち着かせる、という方法も手軽で即効性がありそうですよね。

脳波(α波)にも影響する香りについて

コーヒー豆

コーヒーの香り

α波は脳がリラックスした状態の時に後頭葉で多く見られる波形です。

コーヒーの香りもリラックスさせる効果があると言われており、コーヒーの中でも「ブルーマウンテン」や「グアテマラ」の2種類はα波を増やすが、他の種類はあまりα波が見られなかったと言われています。

コーヒーの種類によってリラックスを促したり、脳を覚醒させるものがあるので飲むタイミングなどに少し注意が必要です。

たばこの香り

また、イライラする時に煙草を吸う人も多いかと思いますが、たばこのにおいはα波を減らしてしまう作用があるので、香りの面からはリラックスとは逆効果になっています。

煙草を吸う事で一時的にニコチンの作用で脳からドーパミン(快感や快楽をもたらす)が放出されますが、ドーパミンの過剰放出により、α波は低下します。

そして、ニコチンが欠乏すると、再びその快楽を求めて吸いたくなる・・・ここに中毒になる仕組みがあります。

煙草を吸う一時のみ落ち着く気持ちになりますが、実際は禁煙者よりもリラックスはできていない状態です。

さらに、周りでたばこの煙を吸っている人に対してもリラックス状態を妨げてしまうので吸う時は周りにご注意下さい・・・

このように室内の香りで脳への影響、脳派も変わってくるので、イライラして落ち着かなかったり、眠れなくて悩んでいる方は香りにこだわった室内空間を作ってみてるのも良いかもしれません。

氣持ちが落ち着くような香りの空間を作る方法は?

芳香浴で使用するもの

芳香浴法:精油を拡散して香りを楽しみながら心と体を整える方法をご紹介します。

簡単に行える方法

ティッシュペーパーやハンカチを使う

ティッシュペーパーやハンカチ、コットンなどに精油を1~2滴垂らす。

香らせたい場所に置く。

※ハンカチなどはシミになる場合があるので注意する。

 お湯に垂らす

マグカップやボウルなどの耐熱容器に熱湯をはり、そこに精油を1~2滴垂らす。

※精油を入れたお湯は飲まないように!
 また、やけどに注意が必要。

専用のグッズを使用する方法

精油を染み込ませ使う物

陶器製(素焼き)や木製でできた精油を染み込ませて使う専用のアロマグッズを使用する。

精油を1~2滴染み込ませ、香らせたい場所に置くだけ、狭い範囲に適している。

ルームスプレーを作る

ルームスプレーを作っておくと、いつでも必要な時に吹きかける事で香りが広げられる

ルームスプレーやマスク用のアロマスプレーなどの作り方を詳しく知りたい方は【マスク用】除菌・抗菌スプレーの作り方|おすすめのアロマオイル(精油)紹介も合わせてご覧下さい。

芳香拡散器を使う方法

電気式

電熱を利用し、火は使わないもの。

アロマライトやアロマポットなど呼ばれるもの。

ディフューザー(そのほかの電気式)

超音波による振動で発生させた水蒸気(ミスト)とともに香りを広げるタイプや内臓されたファン(羽根)を回して風で香りを広げるタイプなどある。

キャンドル式

水をはった上の皿に精油を落とし、キャンドルの熱で温め、水分の蒸発とともに香りを拡散させる。

オイルウォーマー、オイルバーナー、アロマポットなどと呼ばれる。

水や火を使わないカートリッジ式のもの

Easy Aroma(イージーアロマ)⇩は、カートリッジ式でアロマの香りを楽しめるもので精油も必要ありません

気持ちを落ち着かせたい・イライラを抑えたい時の香りの使い方のまとめ

香りは大脳辺縁系に直接作用するため、上手く利用すると緊急時の感情や精神面のコントロールに役に立つ事がおわかりかと思います。

特に気持ちが落ち着かない時やイライラが収まらない時などはリラックスできる、心を落ち着かせる作用の持つ精油を利用し、芳香浴などで心を整えてみる事も良いのではないでしょうか。

【気持ちを落ち着けたい、イライラを抑えたい時のおすすめ精油】

  • サンダルウッド
  • フランキンセンス
  • ラベンダー
  • ネロリ
  • イランイラン

【睡眠時やリラックスしたい時に使いたいおすすめ精油】

  • ラベンダー
  • オレンジ・スイート
  • スイートマージョラム

そして、精油を使った芳香浴法には、

簡単に行える方法

  • ティッシュペーパーやハンカチ、コットンを使う
  • お湯に垂らす

専用のグッズを使用する方法

  • 陶器製(素焼き)や木製でできた精油を染み込ませて使う専用のアロマグッズ
  • ルームスプレーを作る

芳香拡散器を使う

  • 電気式のアロマライトやアロマポット
  • ディフューザー
  • キャンドル式のオイルウォーマー、オイルバーナー
  • カートリッジ式のEasy Aroma(イージーアロマ)

など様々な方法で香りを楽しむ事ができます。

柚李

単品や少量での芳香浴や、様々な精油をブレンドしてルームスプレーを作成してみたり、香りを楽しんでみて下さい!

※アロマオイル(精油)は安くて品質が悪いものはおすすめできません!

品質も安心でき、お手頃な価格で多種類の精油が欲しいという方は『なごみアロマ』の精油がおすすめです。

『なごみアロマ』の 各10ml×8本お試しセット(⇩)

の選べる精油の中に、今回ご紹介したラベンダー、オレンジ・スイート、イランイラン、プチグレン、マンダリン、ベルガモットが含まれています。

アロマ ルイボスnaturalshopなごみ

参考文献:

① 公益社団法人 日本アロマ環境協会『アロマテラピー検定 公式テキスト1級』公益社団法人 日本アロマ環境協会(2018)

② 和田文緒『いちばん詳しくて、わかりやすい!アロマテラピーの教科書』新星出版社,(2008)

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