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悪い方に考える癖を治す方法は?プラス思考になる5つの方法と実践例を紹介!

悪い方に考える癖を治す方法は?プラス思考になる5つの方法と実践例を紹介!
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物事に対して常に悪い方に考えてしまう、そんな癖を治したいと考えることはありませんか?

私もその一人で、物事に対しいつも悪い方へ考えるマイナス思考の持ち主でした。

この悪い方に考える、マイナス思考は一見ネガティブで『ダメな考え方』と思われがちです。

しかし、マイナス思考やネガティブ思考は完全にダメということはなく、 生きる上でも必要な考え方でもあります!

「マイナス思考だからダメだ」と囚われず、「悪い方に考えるのは癖である」と知り、必要な時に気持ちをプラスへ切り替えるそんな考え方が大切です。

もしマイナス思考でストレスが溜まりやすく、生きづらさを感じている場合は、ぜひこの記事を読んでプラス思考への切り替えを実践してみて下さい。

この記事で分かること

●『悪い方に考える癖』を治すために必要なこと

●『悪い方に考える癖』をプラス思考に変える5つの方法

●私が行った思考の癖を治すための実践例の紹介

●マイナス思考のままでいる事は悪いことなのか?

『悪い方に考える癖』を治すために必要なことは?

まず何でも悪い方に考えてしまう癖を治すために知っておいて欲しいことがあります。

それは以下のことを知っておく必要がありますよ。

1.自分の考え方の癖を知る

2.癖は気づいていないと治せない

では悪い方に考えてしまう癖を治すために必要なことについて解説していきますね。

1.自分の考え方の癖を知る

まず、思考の癖を治すためには、自分の考え方の癖(常に悪い方へ考えてしまう)を認識しているかどうかが大切になります。

マイナス思考になる方は、すぐに物事の短所の方に目がいきがちで悪い方へ物事をとらえる癖を持っていますよ。

一般的なマイナス思考とは?

明確な根拠もなく、物事を悪い方にばかり考えてしまう考え方で、やたらと不安になる、心配し過ぎる、常に自分に自信がなく自己卑下をする、人に対しても迷惑をかけてしまうと考え、なかなか他人に頼れない、など生きづらさの原因の一つとなる考え方になります。

しかし、マイナス思考は一外に悪いことであるとは言えません

人に対してであれ、物事に対してであれ、欠点をしっかりと見つけて、その不都合を受けないよう、災難を避けるべく予測する能力の現れでもあります。
(リスクを回避することにつながる)

良く言うとリスク回避能力の高い慎重さを持ち合わせ、失敗をしにくい手堅い性とも言えます!

ここでは、「マイナス思考だから悪い」、「プラス思考だから良い」という考え方ではなく、自分が人や物事に対して、どのように見ているのか、どう捉えているのか、という癖を今一度考えます。

よく使われる例えに、コップに水が半分入った状態を見て

●「まだ半分ある」⇒プラス思考

●「もう半分しかない」⇒マイナス思考

という考え方がありますが、みなさんはどちらでしょうか?

これも『半分の水』に対して「まだたくさん残っている」と肯定的に捉えるか、「もうこれだけしかない」と否定的に捉えるかという考え方・捉え方の癖の一種です。

そして、どちらも間違いではなく、事実に対して考え方の違いだけです。

2.癖は気づいていないと治せない

自分はすぐに「短所が気になり悪い方へ捉えてしまう」という癖を知る、そう気づくことでやっと思考の癖を治すことができます

例えば、自分の変な癖なども同様です。
(無意識に歯ぎしりをしていても、気づかなければ治りません)

こういう風に物事を捉えているんだ、と分かれば、今後は別の見方を意識して変えていけばいいのです!

考え方の癖をつけ直していきます。

ただ、このようなマイナス思考の癖はなかなか治りませんので、色々な方法を使っていきます。

次にそんな悪い方に考える癖を直す、プラス思考へ考え方を変える5つの方法についてご紹介しますね。

『悪い方に考える癖』を治し、プラス思考へ変える5つの方法

ここでは、悪い方に考えてしまう癖に気づき、どのように思考を変えていけばいいのかについてご紹介しますね。

1.意識して物事の見方を変えていく

2.自分を大切な人に置き換える視点を持つ

3.自分の置かれた環境を変える

4.自己暗示を使って潜在意識からも変える

5.普段の口癖を変えていく

それではそれぞれの方法について詳しく解説していきますね。

1.意識して物事の見方を変えていく

自分の考え方の癖が分かった後は、意識して良い方に考える・見るように変えていきます。

「もう○○ない」というネガティブな言葉を「まだ○○ある」とポジティブな言葉に言い換えるように、物事を見る際、多角的に見て、短所だけでなく長所も一緒に考える、そして長所の方を優先して使うようにしていきます。

元々がマイナス思考であれば自分一人の考え方では思いつきませんし、長所に気づく事が難しい場合があります。

そのために、視野を広げる事、違う言い回しをたくさん知っておく、前向きな人の意見を参考にするということも大切になってきます。

『言い換え言葉』ストレスと上手く付き合う考え方(note)にマイナスなイメージの言葉をプラスのイメージの言葉に変える『言い換え言葉』が載っていますので参考にしてみて下さい。

2.自分を大切な人に置き換える視点を持つ

また、プラス思考になる考え方のポイントとして、常に自分を大切な人に置き換えて自分を見ると自然とポジティブな発想も出てきます。

自分に対しては「ダメだ」と厳しくても、相手が大切な人の場合「大丈夫だよ」と励ましたり許したりするはずです。

自分を客観的に見ることができると、意外と大した問題ではないことも多いです。

自分から少し離れて視野を広げるように意識していきましょう!

自分のミスや失敗を責めてしまう時、具体的な心を楽にする考え方の記事はこちらからご覧下さい。
⇒仕事の失敗で落ち込む時、心を楽にする考え方は?完璧主義を手放そう!

3.自分の置かれた環境を変える

思い切って、プラス思考やポジティブ思考の人達の中に入ってしまう手もあります。

やはり波動というか波長というものがあり、同じ波長の人と一緒にいるとつられてしまいます。

物事を悪い方に考え心配ばかりする人達と一緒にいて、「大丈夫」と自分だけが言っていても否定されて結局落ち込んでしまいます。

まずはマイナス思考・ネガティブ思考のグループから身を引きましょう

4.自己暗示を使って潜在意識からも変える

顕在意識でどれほど頑張っても、潜在意識の方が実は強いです。

(意識の中には顕在意識と潜在意識があり、それぞれ割合が顕在意識3~10%、潜在意識97~90%とも言われており、人は無意識にほぼ支配されています!

そこで、自己暗示なども利用し、しっかりと無意識の領域・潜在意識からも変えていく必要もあります。

自己暗示の方法

1.覚醒状態の低い時(寝起き・寝る直前)に暗示をかける。

2.印象に残りやすい映像や音声などを利用する。

3.習慣化するために、とにかく21日間継続する!

1.覚醒状態の低い時(寝起き・寝る直前)に暗示をかける。

潜在意識・無意識の領域に対しては、朝の寝起きや夜眠る前の意識が低下している状態(トランス状態、変性意識状態)が暗示にかかりやすいです。

そのような覚醒が低下している時に自己暗示をかけますよ。

2. 印象に残りやすい映像や音声などを利用する。

暗示に使うものは、自分のなりたい理想像の写真・動画、好きな前向きな言葉などを使います。

目から入る映像自分の声で録音した音声などを利用すると潜在意識に刷り込みやすいと言われていますよ。

3.習慣化するために、とにかく21日間継続する!

そして21日間続けると習慣化すると言われているため、まずは21日間続けましょう!

毎朝か寝る直前になりたい理想像を見たり、前向きな言葉を発するということを21日間続けるようにしてみましょう!

5.普段の口癖を変えていく

後はしっかりと実際に言葉を変えていきましょう!

自分で発する言葉を聴くたび、書いて目で見るたび、良い言葉であればあるほど自分の思考に影響を与えていきます。

どうしても悩んだり迷ったりしてしまう場合も、最後には「ま、なんとかなるでしょ」とか「ま、大丈夫かな」などを付け加えると、段々とそういう風に前向きに考えられる習慣になっていきます。

人の習慣は、同じ思考であれば同じ行動を取同じ結果を招きます

なので、「人生を変えたい!別の結果を得たい!」と思った時は、行動を変える必要があり、行動を変えるためにはそもそもの思考を変える必要があり、凝り固まった思考を変えるために、普段使う言葉を変えていく必要があります。

単なる口癖もなかなか侮れないものなのですよ。

習慣を変え、結果を変えるために

普段から使う言葉を前向きに変え、

良い面を見る思考に変え、

前向きな思考から積極的な行動へと変わり、

今までとは違う良い結果に結びつく!

では次に、私が実際に行っていた実践例についてもご紹介しますね。

私が『悪い方に考える癖』を治した実践例の紹介

たちばな

以上を踏まえて、私の実践例をお話しします。

自分の視野の狭さを知り、マイナス思考の癖に気づいた

私も元々超が付くほどのマイナス思考で、常に悪い方へ考えるため(過剰な時は被害妄想にも・・・)ストレスを人よりも余計に自分で作り出し、適応障害も繰り返してきました・・・

「ポジティブ思考が良し」とされる風潮の中、「どうせ自分はネガティブですよ・・・」とマイナス思考が邪魔をして前向きセミナーに嫌悪感を抱く始末・・・

自分のマイナス思考の癖が自分自身を苦しめ、生き辛くて苦しい時、心底ポジティブな方と出会い、その前向きな考え方は途中からでも作れるということを知り、これまで前向きな人生を拒んできた自分の視野の狭さを知りました。

自分をマイナス思考だと思っていた考え方には以下のことが関係していましたよ。

  • ただ単にネガティブな言葉しか知らなかった
  • 悪い方にしか考えずに勝手に決めつけていた
  • 世間の一般的な認識に流されていた

自分のマイナス思考の癖は幼少期から作られているものですが、思考の癖は意識するとある程度変えることができます。

(思い込みやトラウマ・ブロックと言われるものはまた別で手放す作業が必要なこともあります)

私は、常に否定的に物事を見て短所ばかり気にしてしまうタイプだと実感した後は、前向きな言葉ポジティブな人が使う言葉を意識して集め、自分の考え方の一つとして取り入れていくようにしました。

プラス思考へ変えるためにやっていること

現在私は主にTwitter上で、「朝に前向きな言葉と写真」、「夜に自分を褒めることや良かったこと」を発信していますが、これは自己暗示の一つでもあります。

(現在、考え方も変わってきたのでアカウントは閉鎖しています)

元々は、綺麗な写真や自己を肯定する文章を書いた物を朝・夜見ていましたが、その後スマホを構って他の物を見てしまったり、朝からもTwitterを見ることが多かったので、全てを一緒にしてみました。

<私の自己暗示方法>

1.朝一番に自分の作った前向きな言葉と写真を見て発信する

2.普段日中も前向きな言葉や心が癒されるような写真を探す

3.一日に終わりに自分の頑張った点、良かった事を考える

この3つを続けるうちに無理に前向きになろうと頑張ることなく、前向きな言葉を使い、自分を肯定する習慣化ができてきたのです!

また、SNSのメリットは誰かに見てもらい反応があると嬉しいのでやる気もアップします!

私は、自分一人で暗示をかけるやり方では、忘れたり、めんどくさくなってしまうので、SNSの利用でやや強制的にも良い言葉を探すことが習慣となり物事の見方も変わり、自分の視野が広がりました。

人それぞれに合ったやり方があると思いますが、SNSも上手く利用すると前向きになれるツールだと感じました。

たちばな

SNS自体、楽しみ方はいろいろあると思います!

前向きな言葉を発信している人達もたくさんいるので、自分をポジティブな環境に置く、ということに上手く活用すると良いと思います♪

マイナス思考の癖を意識してプラスへ見直した結果

自分の事を発信するようなSNSの利用自体も過去の自分では考えられない事ですが、意識をして考え方を変えるようになり自分の興味・関心などの広がりも感じています。

今までマイナス思考に囚われていた時は、自分自身の不幸しか見えていない状態でもあり、ポジティブな人をただ羨ましく、妬ましい対象として見ていました。

しかし、今では色々な考え方ができるようになり、自分のマイナス面も悪くないし、他人のことが全て羨ましいとも感じなくなりました。

マイナス思考を完全にプラス思考へすることも良いと思いますが、私の場合は、「今の発想はネガティブだな~」と気付き、客観視できるようになったので、ストレスとも少しづつ付き合い方が分かってきた状態です。

たちばな

どんどん悪い方向へ考えてしまう負のループにハマる前に、他の見方を考えてメンタルが落ちないように工夫できるようになりました♪

このようにして段々考え方も変わってきましたが、実際に悪い方に考えてしまうマイナス思考といのはそのままにしておくとよくないのでしょうか?

悪い方に考えてしまうマイナス思考のままでは悪いのか?

自分が好んで作ったマイナス思考ではないですが、このまま悪いことばかり考えてしまうマイナス思考でいることは悪いのでしょうか?

マイナス思考 = 悪い

このように「マイナス思考は悪い」というのは、世間で作られた思い込みでもあります。

最初にも書いたように、悪いことを想定するのは、慎重であったり、リスクを回避し生き延びるために必要なスキルであり、優れた能力です。

なので世間の思い込みに惑わされず、「自分の考え方は正しい」「これで良いんだ」と思えるとストレスにもなりませんし、悪いことではありません。

ただ、常に人の顔色が気になり、「自分に対して何か悪く言われているのではないか?」「失敗したらどうしよう・・・」などクヨクヨと悪い方へずっと悩んでしまう場合、その考え方は自分にとってストレスとなり、脳や身体、心までも悪影響を及ぼしてしまいます。

マイナス思考だから悪いのではなく、ストレスの元になる考え方は心身に良くないということが言えますよ。

『病は気から』とも言われるうように、前向きでポジティブ思考の人はあまり重大な病気にもならず朗らかに健康で暮らしていることが多いです。

また、病になっても、病気を受け入れ前向きに人生に感謝する人は回復も早いことが多いです。

(実際に私のリハビリ職員としての経験上、前向きな方はリハビリに対する意欲も高く、回復速度が早いです)

逆に、常にマイナス思考・ネガティブ思考の方は心の病はもちろん、ストレスや怒りの感情から胃や肝臓など臓器の病気にもかかりやすく、何事にも意欲が低いため治りが遅いです。

”気の持ちよう”というのは意外と心身に大きな影響がありますので、できれば前向きにポジティブに物事を捉えられるようになると健康面や幸福度も上がり生きづらさも軽減されると思いますよ!

マイナス思考を改める目的

ストレスの元になるような考え方は心身ともに影響してしまう。

何事も前向きにポジティブに捉える方が健康的で生きづらさも軽減しやすい!

悪い方に考える癖を治す方法』と『プラス思考になる5つの方法』まとめ

自分がマイナス思考でストレスが溜まりやすく、生きづらくて困っていると感じる場合は、少し自分の過去を振り返り、悪い方に考える癖や思い込みなどを整理してみて下さい。

1.自分の考え方の癖を知る

2.癖は気づいていないと治せない

その上で今の状態を変えた方が良いのか?変えるならどの方法でプラス思考へ変えていくのか?

【プラス思考になる5つの方法】

1.意識して物事の見方を変えていく

2.自分を大切な人に置き換える視点を持つ

3.自分の置かれた環境を変える

4.自己暗示を使って潜在意識からも変える

5.普段の口癖を変えていく

マイナス思考だから悪い、という事自体がネガティブな思い込みなので、今後は自分の特性をどうやって活かして生きていくか?と前向きに捉えて、生きるために必要な能力を十分発揮していって下さいね!

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